延長されたサポート期間の終了も近づいてきた Windows 2000 ですが、僕は、Linux に完全移行するつもりでいつつも、ズルズルといまだに使い続けてしまっています。そんなわけで、今後、再セットアップの必要が発生しても、労力を最小限に抑えることのできるように、手順を整理しておきたいと思います。
基本的には、次に述べる 3 種類の CD-ROM を用意しておくやり方となります。
Windows 2000 のインストール CD-ROM は、SP4 適用済のブータブル CD-ROM を作成しておくといいでしょう。
またこの CD-ROM には、137GB 超の Big Disk 対応だけは済ませておきます。レジストリにパッチを当てることになりますが、インストール CD-ROM の場合は、SETUPREG.HIV を更新する必要があります(詳細については Web 上の他の情報に譲ります)。
そして最後に、無人セットアップ用の WINNT.SIF も追加しておきます。WINNT.SIF 自体は、様々な設定ができますが(これについても詳細はWeb 上の他の情報に譲ります)、最低限やっておいた方がいいのは、一番面倒臭いプロダクト ID の入力を省略できるようにしておくことでしょう。また、デバイスドライバーが OS に標準で含まれていない場合は、\$OEM$\$1 の下にドライバー用のディレクトリーを作って置いておき、WINNT.SIF の中で OemPnPDriversPath でそのディレクトリーを指定するといいでしょう。僕の場合は他に、ユーザー名やワークグループ名の設定、キーボードを US 仕様にする、地域設定を日本にする、お遊びとしてインストール作業中にオリジナルのロゴ画面が表示されるようにする、等です。下がその例です:
[Data] Autopartition=0 MsDosInitiated=0 UnattendedInstall="Yes" [Unattended] UnattendMode=FullUnattended UnattendSwitch="Yes" OemPreinstall="Yes" OemSkipEula="Yes" FileSystem=* WaitForReboot="No" NoWaitAfterTextMode=1 NoWaitAfterGUIMode=1 DriverSigningPolicy=Ignore NonDriverSigningPolicy=Ignore OemPnPDriversPath="drivers_tmp\video" KeyboardLayout="米国" [Display] Xresolution=1024 Yresolution=768 BitsPerPel=32 Vrefresh=60 [GuiUnattended] EncryptedAdminPassword="No" AutoLogon="Yes" AdminPassword=管理者パスワード TimeZone=235 OEMSkipRegional=1 OemSkipWelcome=1 [UserData] ProductID="XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX" ComputerName=* FullName="個人名" OrgName="組織名" [RegionalSettings] SystemLocale="0411" UserLocale="0411" UserLocale_DefaultUser="0411" InputLocale="0411:00020409" InputLocale_DefaultUser="0411:00020409" [Networking] InstallDefaultComponents="Yes" [Identification] JoinWorkgroup="ワークグループ名" [Branding] BrandIEUsingUnattended=Yes [URL] Home_Page=http://www.google.co.jp/ Quick_Link_1_Name="Google" Quick_Link_1=http://www.google.co.jp/ [OEM_Ads] Background=background.bmp Logo=logo.bmp
「SP+メーカー」というフリーソフトを使います。このソフトは、今でもマイクロソフトの定期的なアップデートに対応して更新リストをアップデートしてくれていますし、Hotfix 専用 CD-ROM を最新のものに更新する作業をその都度自分で行うのは大変なので、それを自動的にやってくれるわけですから大変助かります。
OS インストール用 CD-ROM と統合することも可能ですが、Hotfix 専用 CD-ROM として分離するのが一番です。というのも Hotfix を更新する度に、OS のインストール CD 全体と一緒に CD-R/RW を作り直すのは、作業時間がその分長くなりますし、650MB や 700MB という CD-ROM の容量限界も考える必要があるからです。
自分にとって必須のドライバー&アプリケーションのインストーラーを集めた CD-ROM です。これも、Hotfix の場合と同じで、OS インストール用 CD-ROM と統合することも可能ですが、分離しておいた方が便利です。
僕の場合は、単に、インストーラーをまとめておくだけではなくて、インストーラーがバッチファイルで順々に起動されるようにしています。これにはバッチコマンドの知識が必要になりますし、インストーラーの起動は自動化できても、インストーラー起動後のインストール手続の内容は手動で行うことになるので、特に推奨できる方法というわけではありません。趣味的な問題です。
《以上》
©2009 Masanori HATA